2019年度入社 プロダクト統括部 松本崚太郎

――金融に興味があって入社したのですか?

学生時代から経済学が好きで、金融にも興味がありました。就職活動では金融業界も含めて5社ほど受けたのですが、対応が冷たく感じるような会社が多かったのを覚えています。その中で、マネースクエアの人事の方は何度も連絡をくださって、真摯に向き合ってくれました。また、面接の際、役員の方と話して情熱のある会社だと感じたこともあり、こういう温かみのある会社であれば、自分が成長できるのではないかと思い、入社を決めました。

――どのようにして仕事を覚えていくのですか?

仕事を覚えるための研修がたくさんあります。
私の場合は、一人前のカバーディーラーになることが目標でした。カバーディーラーは、お客様から受けた注文を取引先銀行などに発注する仕事です。言わば仲介のような役割で、お客様が安定的に取引できるよう、相場を想定し、どのようなプライスを提示するかが大事になります。
研修では、先輩方がさまざまな状況におけるテストを作ってくれて、しっかりと相場を想定して対応できるかをチェックしてくれます。最初のころは、想定がうまくいかなくて、帰り道によく反省していました。でも、先輩たちのアドバイスもあって、だんだん深く考察することが身に付きました。

――FX業界は忙しいと聞きます。働く時間に問題はないのでしょうか?

今は問題ないのですが、入社当時は働く時間が会社の抱える課題の一つでした。
というのもFXは平日24時間取引を行うことができるからです。当初は三交代勤務の24時間シフト制で、生活リズムが乱れることもありました。しかも私が入社して2年目の時は、誰かが体調を崩したりした場合や災害時は、チームメンバーの負担が大きくなるような状況が考えられました。
現在は、リモートの環境でも対応できるようオートメーション化されたので、プライベートの時間をより楽しめるようになりました。

――仕事にやりがいを感じた瞬間を教えてください。

先ほどお伝えしたオートメーション化を完成させて評価されたことです。 旗振り役としてアサインされた当初は、何をどうしたらこの課題を解決できるのか見当もつきませんでした。
でも1年目に培った考察力や先輩たちのアドバイスをもとに、実際にどこがリスクで今までオートメーション化ができなかったのかを深掘りし、人が判断できることは基本的にシステムでも判断できるはずと信じて、いろいろ細分化したんです。
ときにはマイナスの要素だった部分をプラスに変える発想もして、IT部の人たちと連携し、ベンダーの方とも相談しながら完成させました。手動で銀行に発注していたときは、ヒューマンエラーもあったのですが、今ではそういったミスもなくなり、人員の配置も少なくて済んでいます。
周囲のサポートもあり実際に結果を出せたことで、給与面はもちろん、仕事の裁量も大きくなりました。年齢に関係なく大きな仕事をできるというのは弊社の強みであり、他社にはないところだと思います。

――どんな人がこの仕事に向いていますか?

考えるのが苦じゃない人は向いていると思います。さまざまなシチュエーションに対して、深掘りをしていかないとミスが起きてしまう仕事なので、想像力は大事だと思います。
私自身、祖父から「何で」を3回繰り返せと教わりました。
今は検索すれば簡単に調べられる時代ですが、そうやって身につけた知識は忘れてしまいます。「何で」を繰り返せば、点と点が線になり、知識がひも付いていくはず。求めていた以上の答えが見つかり、世界がもっと広がるかもしれません。
マネースクエアは、問いを深められて主体的に仕事ができる人が活躍できる環境が整っています。私もそういう人と一緒に働いて、共に成長していきたいなと思っています。

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